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愛と平和はどこだ?「パッチギ!Love&Peace」 

井筒監督がエリカ様についてインタビューされて
「しらねえよ!」
と言っていたので、そういえばパッチギにエリカ様出てたなあとおもってパッチギ借りたら2だったというオチ。
エリカ様がいないよー…。
主演の人はかっこいいですなあ。

内容として、バイオレンスシーンや家族の愛情はみてていい感じなんだけど、何でもかんでも日本の所為かよ~?って
日本にされた悪いことは非常に細かく肉片とともに描写するくせに済州島から韓国人がきた理由(同国人による差別虐殺)とかは一言でスルーかよ!とか。

自分が不幸な主人公が行うすごい迷惑行為
・漁業権のある海で不法に漁を行い開き直り
・死ぬつもりで超危険運転
・心配してくれた病院関係者に悲しみのあまり過剰な八つ当たり

……うーん、駄目じゃんあの家族。ヤクザ映画でよくある手法だよね…

監督はその駄目さを表現したかったの?子供が筋ジスなのも、別に国籍の所為じゃないし。なんか不幸なのは全て国籍の所為!って感じでさ

あと、最後が一番納得いかなくて。
その台詞だけ聞くととてもいい台詞で共感できるのですが。

せっかく作り上げた映画を舞台挨拶で駄目にしちゃうヒロイン。
あの映画はクソだと思うけど、ポリシーに反するならはじめから出るなよ受けたなら最後まで遣り通せ仕事を投げ出すなよ。しかも、監督と寝てまで(強要されてないのに)獲った役なのに!
というスッキリしない感が。井筒監督は差別とを嫌っているけども
加害者=日本人というステロタイプに対する被害者=韓国人というステロタイプという固定観念に彩られた映画だったように思いました。

単に不幸な被害者主人公を描きたいがために、韓国社会を題材としてんの?って気分になった。


なんか蛍の墓で兄弟二人が知人の家を出て困窮して結果死亡する…
「いや、戦争じゃなくってお前達が家を出た所為だろう?」
って批判があったけどそんな気分。

パッチギは何を訴えたい映画なの?
とりあえずラブもピースもなかった。
同じ在日映画なら私はやはり「GO」がいいなあ。あれは面白かった。

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緒形拳一人芝居@「白野」 

筑紫女学院講堂にて公演。

本日観劇、センター最前列でした。
緒形拳一人芝居「白野」
シラノ・ド・ベルジュラックの翻訳劇。

会津藩朱雀隊隊士「白野弁十郎」が思いを寄せる従姉妹、千種に恋の相談をされる所から物語は始まります。
千種の思い人、来栖は美男子だが学のない喋り下手、白野は彼の代わりに恋文をしたためます。

装飾も装置一切無い、簡素な舞台。
舞台の正面に文机。
奥にちゃぶ台、背後にはただ一文字「月」と書かれた白反物。
区切られた空間だからこそ、淡々とした緒形氏の縁起に魅入られました。


白野は優れた男です。

義に熱く勇気に溢れ、戦えば百人力。
詩にも長け、機知にとんだ会話で人を魅了し、隊士からは英雄とあがめられています。
ただその容貌の醜悪さゆえに母に疎まれ、女達には馬鹿にされ、傷つくナイーブな一面も。
しれゆえに唯一優しいまなざしをくれた千種を愛し、心酔しているんですけど。

その愛を打ち明けようとした決心したその朝に、千種から愛の相談をされてしまう…悲劇です。

私なら確実にやさぐれる環境ですが、けれど、シラノはそうしない。自分には所詮女神のように美しい千種と並ぶ資格等無い、夢のまた夢だと痛感して、その恋を胸に秘め、二人の恋の橋渡しを引き受けるのです。

或る、夜。

白野は来栖の身代わりを演じ、千種への想いを切々と(文ではなく)はじめて言葉で語ります。
しかし、おりしも雲が月を隠し、あたりは一寸先も見えない闇夜。
その言葉を来栖からのと信じた千種が一夜の契りを懇願し、来栖は高台にある千種の部屋へと偲びます…ひざまずいた白野を踏み台にして。

白野は自身の醜さに引け目を感じるがゆえに、道化に甘んじます。
来栖の美しい唇で語られる自身の美しい言葉だけでも愛しい人の傍に寄り添う事を幸せにして…。

月明かりを模したスポットに照らされ、二人が愛を語らう中身じろぎもせずに天を仰ぐ白野は神々しくさえありました…。

やがて白野の想いに気づいた来栖は「私が愛されたのはその外見だけ。千種は本当は私の言葉を通して貴方を愛しているんだ」と苦悩します。

恋をするなら報われたいし傷つきたくない、当然です。
異性でも同性でも、叶うなら与えただけ返して欲しい。
相手が幸せになればいい、与えるだけでいい。
その無償の想いを抱ける人間がどれだけいるんだろう。
自分のことを後回しにして、ずっと道化を演じられる人間がどれだけいるんだろう。
最後の瞬間まで決して求めない、そんな想いをいだき「続ける」ことのできる想いを抱ける人間がどれだけいるんだろう。
それはどれだけ辛くて強い思いなんだろう!

と思ったらほんとうに悲しくて切なくて居たたまれなくて感動して
ラスト10分涙がだらだらでした。
白野は決して醜くなんかない。
美しい強い一人の魂を緒形拳という類まれな才能が形作る。
まさに鬼気迫る舞台。
到達することの無い月に行くのがシラノの夢ですが、月とは叶わぬ思い、千種のことだったんだなと。
夜を照らすほのかに暖かな美しい月に憧れる、そんなひそかにひたむきな想いで誰かを愛せたら素敵だと、そう思いました。

宝塚星組公演「さくら」「シークレットハンター」 

宝塚に行ってまいりました。
ショーの「さくら」
と後半は劇の「シークレットハンター」二本立て。
安蘭 けいさんお披露目公演です。


さくら、は妖しいダンスを想像していたのですが、意外や意外コミカルな仕立てもまざり、なかなか面白かったです。
しかし。
なんといいますかそれだけに的が絞れてなくて冗長な感じがいたしたかも。コミカルなのか妖しいのか…
ただ二番手、柚希 礼音さん扮するへたれお内裏様がよかったです。
そのあとの狂言チックな花見、自分が狂言をしていたこともあって、色々とにやにやしてしまう場面がありました。
狂言指導は忠三郎さん。やはりなw
全体的に、このダンスが、歌が…という印象が残っていないので…うーん。どうなのかな。

「シークレットハンター」
基本的にドタバタコメディ。私、児玉先生の作品は始めて拝見したのですが。同行の友人は詰めが甘いと文句タラタラでしたが、私は好きです。キャラを持ち腐れている脚本が多いなか、捨てキャラが一人もいなかったと思うの。あと、筋は見え美枝だったかもしれないけども、ものすごーく会話のテンポが可愛くてえがった。
最期たたみかける展開には「え!それあり?」と言う感じの自棄気味なラストなんですがその勢いは素晴らしい。絶対この人脚本家より小説家よりなきがする…。
そして、よく考えたら星組初観劇だった。
いい男役揃ってる!!とおこさんよりも、むしろセルジオ役のレオンさんが光り輝いていてそれどうよ、と思ったのですがマックス涼 紫央にときめいた。むちゃくちゃときめいた。いいじゃんいいじゃん、このすました顔が憎いぜ。

星組は、次の世代をどうするか暗中模索しているのかな。
誰をどう生かすか、それを探ってのこの劇かなと思いました。各人の個性が見えたいい劇だったと思います。
しかし、せっかくのとおこさんのお披露目公演、それでは待ちわびたファンが悲しいのでは。
同行の友人と話していたのですがやはり二番手の頃のほうが男役さんは輝いていますね、重圧に負けずに輝き続けることが出来るのは本当に難しいと思う。お披露目としてはちょっと不満な演目であったことも確か。

次回は彼女の美貌、歌、ダンスと三拍子揃った才能を生かせるトップのための演目を上演していただけたらなと思います。

博多座「マリー・アントワネット」涼風真世/ミヒャエル・クンツェ 

涼風真世主演?の群像劇、マリーアントワネットを観劇してきました。
若手スター、井上芳雄さんと帝王、山口祐一郎を生で観るのが初めてだったので嬉しくって。

しかし、期待したほど山口さんの出番は無く…(笑)ストーリー的に彼は必要だったのか???いらなかったんじゃ…いやいや、歌唱は素晴らしいんですけど狂言回しは山路さんだけでも良かったんじゃ??と思ったりも。

ストーリーは光と闇、二人のMA(マリーアントワネットと下町の娘マルグリット・アルノー)を対照的に、革命期の人間の怖さなどを描いた作品。

まー、多分ストーリー的にはだめだよね?(笑)
整合性ないし、いつマルグリットとオルレアン公(王位を狙うルイ16世の従兄弟)が出会ったのかわかんないし、全部「あれー?いつのまに??」って感じなのと…色々。唐突。あと客席使いすぎてちょっと現実に戻りすぎた~。あれは個人的に好き好きがあるでしょうけど、一幕に一回くらうでよかです。ほんと1メートルの距離で山口さん拝見できたのはめっけもんでしたが。(隣の隣のおばちゃんとハイタッチしてらしたw)

で、一番気にかかったのが…二人のMAって割にはあんまりマリーとマルグリットの繋がりに重きが置かれてないような…イニシャル同じにしたのってタイトルロゴを綺麗に決めたかっただけなんじゃ…。
テーマがマリーの成長と愛とマルグリットの強さと、民衆の怖さと…詰め込みすぎて拡散しちゃった印象。クンツェ氏のエリザベートは「自由」というテーマがあるからわかりやすいんですが、やっぱり群像劇って難しそうだなーとおもいました。

ただ、最後のシーン、怖かったな。
人間は、本当に他者を許せない生き物なんだな…と最後処刑シーンのブーイング、すごい怖かった。全て負のベクトルがマリーに向けられてて、本当に恐怖でたまらなかったんじゃないでしょうか。
彼女は愚かだったけれど、彼女自体が全ての罪を犯したみたいな思われ方だったんだよね…。群集心理って怖い、と思いました。

キャスト、皆さん素晴らしかった!
まず涼風さん!一部の浅はかなで愛らしい女王時代から二部のマリーへの転換、母として最後の王妃として毅然とたつ気品溢れる姿から、フェルセンに縋る女性としての痛々しい姿も…すべてが輝いておられました。
シルエットの綺麗なこと…やっぱ美は力だわ!顔小さいのな!
歌も男役をやっていたとは思えない「女性の」歌でした。いいねえ~。

マルグリットを演じる新妻さん、綺麗な高音で耳に残るのです。きれかったー!
井上芳雄さん。も、色気だだもれの王子さまでしたね。マリーじゃなくても惚れてしまう…(笑)
国王陛下の石川さん、国王に生まれついてしまった凡人の悲哀を感じました。マリーが女王として目覚めて「国は終わらない」と言っているのにあくまで「(息子は)終わらない」と言っているどこまでも個人にしかなれなかった…という…。かみ合ってない夫婦に涙。
人が良いけれどもあくまで国民を信じようとする王としての石川さんも好き。ラブ。
そして、やーっぱ好きだわ高嶋政宏さん!眉毛なしめいくにもびびりまくりでしたが、行進する(民衆をあおって客席を行進されるのです)横顔が!美しいのです。たまらんかった。

もー、山口さんも山路さんも、生で大好きな方々を観れて、リフレッシュさせて頂きました。

堪能しました!

チェオクの剣/韓流ドラマ 

の剣いっきにみた
というのはちょっとうそで


八話までみて時間がないのでとばして(飛ばしすぎ)最終回をみたでござるよ!話が繰り返すので、十分話わかって楽しめました。どうなの、それ。

ワイヤーアクションとか武夾とかそういった面では面白いんですけど、単純に話で行くと進みが遅くてチャングムみたいな壮大な話を期待してるとちょっとがっかりかも。チャングムははまって何度も泣いた。
序盤、強調されたユン武官とチェオクの報われない思いってのがあんまりタブーに感じなくて、(チャングムは女官は王の女だから結婚しちゃ駄目ってのが大前提であったしね、チャングムは奴婢だし)アンタラそんなにお互いが好きなら、よ……と何度も突っ込まずに入られなかった…身分たってなー低いといわれつつチェオクは誰にでも大事にされすぎだし…誰が見ても序盤相思相愛のユンとチェオク。せつなさよりももどかしさを感じてしまいました…。ホント、何故そこで遠慮するかなユン武官ッ。と何度テーブルを叩いたことか!個人的にはユン武官につれなくされ「お前なんて女と思ったことねえよ!(意訳)」と言われちゃうナニお嬢様が一番カワイソス。いい人なのに…
やっぱ女は顔か!

あと主人公達が人を呆気なく殺してておお、まさに武夾ーと思いました。ちょっと違うか。チェオクがいつもぼろぼろで、体張ったチェオクは可愛くてかっこよかったです。惚れた。
最終回、(ネタバレします)

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