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ベルガリアード物語 

ディヴィッド・エディングス「ベルガリアード物語」太古の昔、莫大な力を秘めた宝石“珠”をめぐって神々が熾烈な戦いを繰り広げた。…老人ウルフの語る神話は、平和な農園で暮らす少年ガリオンの一番の楽しみだった。しかし少年の人生はある日を境に一変する。
アマゾンより。

雰囲気としては先年大ヒットした指輪物語の簡易版と言うかライトノベル版と言うか。
伝説の血筋の持ち主が、魔法使いと一緒に悪神を倒すという…。
神々の兄アルダーが力を込めた珠を、邪な心を持って弟神トラクが奪ったことから悲劇がはじまります。トラクは己の野望のために珠を使おうとして失敗し、その美しい顔と半身を醜くただれさせることとなります。
悪神と化したトラクを何とか封印することに成功した魔術師ベルガラスとリヴァの王達でしたが、トラクは完全には死なず、復活の時を眠りの中で虎視眈々と狙っていたのでした。
トラクを完全になきものに出来るのはリヴァの血筋のもの達だけ…しかしその血筋はもう長いこと行方不明になっていた…。
英雄物語の基本を踏襲しながらもこの物語が独自性を失わないのは際立ったキャラのおかげでしょうか。


国民性の違い、といいますか、舞台となる大陸には七人の神がをそれぞれ信じる七つの(性格には六つかな、ひとつ滅びているから)民が存在します。
センダリア人は面白みが無い、ドラスニア人は抜け目無いなどなど、この特性を生かした脇を固める面々がじつに濃く、生き生きと描かれています。
美貌と毒舌を兼ね備えた主人公の叔母にして魔女のポルガラ。
重厚かつときにお茶目な(そして時々うっかり)なウルフ、皮肉屋で泥棒にして外交官、いくつの名を持つ小男シルク。高慢ちきという形容がピッタリなお姫様セ・ネドラ…。
それぞれ違った民族の彼らが、その特性をひとっつも妥協することなく、我侭に勝手に張り合いつつ旅は進むのです。


なんといっても主人公が一番キャラ薄いw
主人公のガリオン君は普通の村のわんぱく小僧からあれよあれよというまに伝説の主役に持ち上げられ、周りに振り回されつつ冒険している感じです。なんだかこの「おつかいやらされてるかんじ」ちょっとドラクエに似てる!
感情移入がしにくい主役です。

僅か五巻という短い中で彼らの成長を、そしてたまに弱さを見守れるのがなんとも楽しいです。ただ最後の一巻がつめつめだったのが個人的にえーもうちょっと長く読みたいよ~と思いました。

作者もそう感じていたのかシリーズはこのあとウルフの回想。ポルガラの回想、そして続編マロリオン物語へと続きます。
過去編はあまり面白くなかったのでマロリオンも図書館で借りようと思います。

冒険に浸りたいときにおススメ。

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