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セピア色「上海少年」長野まゆみ 

題名に惹かれて借りました。
長野まゆみさんは少年を美しく描くことに定評のある作家さんのようで。少年=穢れる前の無垢な存在、という幻想ってありませんか。
女性は長じてもきれいな人は美しいままだけど、少年のきれいな部分って大人になったら根こそぎ奪われるような気が…しません?
喩えて言うならウィーン少年合唱団の歌声
刹那の尊いものってありますよね。

そんな一瞬のセピア色の写真を集めたような短編集。

「雪鹿子」取り戻しようもない時間を切々と憎む女性と、彼女のかつての思い人と儚げな少年その三人との感情のすれ違いがやるせなく。最後の歴史事件であらわされる不穏な空気にこんな手法もあるんだなあと感心。
淡々と展開される物語のいずれにも登場する、少年と対比して描かれている小悪魔的な女性も見所の一つだと思います。我侭で美しい女性にちょっと振り回されてみたいな。
もっと詳しく知りたいなと思われる方は「残花」さんで。詳しく解説していらっしゃいます。
最後の短編「白昼堂々」はシリーズ化されたようです。こちらは美少年同士の淡い恋心込みの友情ですねー。

残念ながらワタクシ、美少年同士の組み合わせにはときめきを感じないので微笑ましく見守るだけです。殿方同士の恋愛は、粗野な受がセクシーですわよね(cなるしま●り)

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