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読んだ本まとめて 

「公主帰還」井上裕美子
中国を題材にした短編集。どれもよみやすくてうまくまとまっているなあという印象。宋代の短編集です。なんといっても宋代は異国の「金」(清朝を築いた女真族)に蹂躙されちゃったんですね。武力を財力で抑え続け、挙句に財政破綻してのっとられてしまった……。中国にとっては異民族に統治されたんだからかなり屈辱の歴史でしょうなあ…
でも武力云々=財力でおさえるってのは今の日本も一緒かも。
短編中の「公主帰還」は金に皇族が連れ去られ、その公主自身が逃げ出して南宋に来る…果たして本物か?と言う話なんですが、ネットも写真も無い時代個人を特定するのは至難の業だっただなあと改めて。こういったなり代わり詐欺ができなくなっちゃったのはある意味残念だよねえ。怪人百面相は今の時代に存在しないのか~便利になりすぎると浪漫が減る!
「雅歌」井上裕美子
清朝の貴族の末っ子が
自分の立ち居地に迷った主人公が進むべき道を模索していくのは同じなんですが、先日読んだ「桃花源記」よりも消化不良な感じ。ヒロインに思いを寄せる過程がよく分からなかったな。あとキャラがたつまでに時間が無かったのかほいほい進みすぎのような。あっさりしすぎちゃった印象。中国の背景とかはものすごく分かりやすい!のでドルゴン~も読んでみたいと思います。井上さんはヒロインと主人公くっつけるのが嫌いなのか?(笑)

「月読」太田忠治
人の末期の強い思念が「物として具現化され」それを読み取るものを月読という…サイコメトラーの一種ですね~
その月読さんと姪を殺された刑事サイドと、知人をなくした高校生二人組二人の同級生の美少女炯子、二つのサイドで話が動きます。
双方がやがて一つになり…つうカタルシスを予測してよんだので正直ネタバレにアレレ~?って感じでした。結合失敗!みたいな。あ、でもダイエットは成功してたのね、みたいな。…あとは高校生の口調が致命的におっさんくさい
美少女やその母親もなんつーか、よくある親父が想像して書いた少女と女だなあという印象。うーん。
設定は面白いけどイマイチでした。藤本ひとみさんと読後感が似ている。一般書は向いてない作家さんなんじゃ…太田さんも実際ライトノベル系列を書いてらっしゃるみたいで。機会があればよみたいです。

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将棋の子は面白かったのでまた個別に。アジアムタムブルーよりこっちのが好きかも。
小泉八雲と井上靖はまだ読んでない!

読んだ本
リストカット殺人事件/乙一
GOTH/乙一

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Comments

将棋の子いいでしょー。
聖の青春もいいけど、私はこっちの方が好きなの。
大崎さんに会ってみたいワン。
きっとナイスミドル♪

イメージでは小林隆氏ですわ~
いい感じなおじさま。
小林隆の顔がすきなんです。あーこさんの同意が得られるかどうかは謎(笑)

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