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欲望渦巻く新宿の明日はどっちだ「愛罪」五條瑛 

R/evolutionシリーズ、第五弾。

新宿を舞台にしてさらに多国籍がしのぎを削っています。

ヤクザ、マフィア、流れ者、無法者、スパイ、女、麻薬、堕ちた聖女、夢見る若者、それからすべてを手にしてもなお、満たされない男…。
五條作品の登場人物はみなしたたかで残酷です。
今回、謎の男(←だって、登場人物紹介に書いてあるんだもん(笑))サーシャと彼の今のところの協力者、多国籍の若者達のグループ、UK-xと政治家や実業家にカリスマ的人気を誇る占師ドゥルダが標的にしたのは大手企業、長谷川製薬の三男満男。
彼の父は四人の愛人を持ち、そのすべてに子を産ませ、引き取り養育していたが、その一方で子供たちに全く愛情を抱いては居なかった…。
子供たちの母親はすべて行方不明、満男はドゥルダに母を捜すことが人生を拓く道だと助言され、フリーライターの亘に母親の捜索を依頼するが…

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今回は四作目の「恋刃」に引き続き、新種のドラッグ「ファービー」を巡る、勢力争いが絡んで多種多様な面子が暗躍しています。懐かしの中華コンビもでたしねー。相変わらず不穏だ…。この方の描く世界の中では いい人=カモですな。四巻でヒロイン張っていた(?)聖美さんはすっかりファービー中毒で、売春に手を染める毎日……。
日本人食い物にされすぎなんじゃないのか…不安だー

どうやら日本ヤクザは新宿を捨て「企業」として表の顔を持つつもりらしい、代わりに裏をしめるべく?は中華マフィアと多国籍がそのシマを巡ってひそかにお互いを監視している模様。四者四様下手したら視点が五つ六つあるので相関図を考え出したら大変です。
しかし、四作目から急にですけど、サーシャの影響力が東京からじわじわと日本全体に広がってます。経済産業省に「貿易商」として顔つなぎ、麻薬であるファービーを新薬認可させ、日本全体に広げるつもりらしい。本当の目的は別のところにあるんでしょうが…それでゆくゆくは日本をめちゃくちゃにしてたとえ手に入れたとしても「別に満足しない」っつうのはひたすら迷惑なんですが( ´Д`)モウヤダコノヒト…他所でやって頂きたい

しかし、彼は暗躍するには、あまりにも目立ちすぎな気がするんですがもーちょっと地味になろうとか思わないんですかねー薔薇を思わせる三十代後半男って…どうなのよ!!
表舞台に立つ気はないでしょうに。

で、今回の長谷川製薬の社長の秘密はなんともえげつないものだったわけですが。彼だけでなく、それって本当に愛?って聞きたくなるくらい。今回は愛ゆえにだめになっちゃった人たちのオンパレード。利己的で純粋なだけに結果が悲惨。エナちゃんとか、特に破滅に向かってまっしぐらですな。ヤスフミは脳死状態、エナちゃんはずっと彼だけをみて生きていくつもりなのか…

このまま新宿はサーシャの思うさま、暗転していくのか。それとも、彼らの行く手を阻む何らかの組織がでて来るのでしょうかね?個人的に、新宿に絡む勢力全てがお釈迦様(サーシャ)の掌の上というのもなんなので、流れを食い止める一派もでてきて欲しいなーと。
そういえば鉱物シリーズのアナリスト君たちは仕事してるんでしょうか…(というか、生きてるのか彼ら…あの後、邪魔になってサーシャに暗殺されていたりして)
今回の新キャラ、経済ヤクザのインテリ釜崎さんが密かに好きですが…彼と亘がどう動くかも案外物語の核かな?亘の情報網をもってしてもミューズの裏にいる誰かさんにはたどり着けていないようで…
サーシャ、侮りがたし。どうでもいいですが、おそらく元ソ連軍人で朝鮮系ロシア人?の彼の本名はアレクサンドルかなーと思ってます。愛称ってサーシャよね?語源は「護る」らしいけど、彼にとっては皮肉な語源。今のところ色んなところで壊すことしかしてないしね。

救いの無い物語の加速する第五巻。
折り返し地点ですが出口が見えない…。

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